インモールド転写箔

インモールド転写とは、印刷したフィルムを成形金型に挿入し、樹脂を射出する時に、同時に絵柄をプラスチック樹脂に絵付けする技法のことです。

産業資材事業部はこの技法に使用できる転写箔を開発・製造・販売しています。3次曲面への転写ができ、環境配慮の面で塗装に替わる有力工法として注目を浴びています。

高精度な位置合わせ、加飾時のゴミ混入防止に優れており、塗装に比べて有機溶剤等を外に出さない環境負荷の少ない加飾技法です。
ロール品
カット品
◆製品
  • 家電品
  • 掃除ロボット
  • 化粧品、日用品雑貨
  • 車載部品

◆対象成形樹脂
  • ABS、PMMA、AS等アクリル系樹脂
  • PP
  • PC、PCABS

ロール品
ロール品
カット品
ロール品

機能性加飾箔

機能性加飾箔
ハードコートインモールド転写箔
機能性加飾箔
蒸着インモールド転写箔

高意匠性加飾フィルム

特徴
マットインモールド転写箔

従来のハードコート仕様では難しかった表面マットの開発をしました。表面をマット化することにより、グロスにはない自然な表現を提案します。

塗装加工よりも安価にてマット表現が可能となります。
概要

インモールド成形システム

工法

インモールド成形転写工程

工法
種類 ノーマル転写箔 ハードコート転写箔
転写可能樹脂 ABS、PMMA、AS、PC、PCABS、PCGF、PP等
表面再現 グロス、マット、ヘアーライン等
蒸着仕様 全面蒸着、部分蒸着